かっての占領軍最高指令官マッカーサー元帥は「日本人の知能は12歳」と嘲り笑ったが、その悔しさに「耐え忍び」我々は『滅私奉公』、欧米に追いつけ追い越せを合い言葉に、我々日本人は残業と安い給料で一丸となって働いてきた。
その「勤勉」さの表れが戦後50年足らずで日本を復興し、今日繁栄させたことは日本人が率直に誇りに思っていいと思う。
だがこの繁栄が未来永劫まで続くとは、考えられない。
反対に裸足で槍をかつぎ、草原を駆けるアフリカの小国が、世界一の金持ちになることだってあり得るのだ。
信じられないというならば、中東諸国を見るがいい。
産業も無い、不毛の砂漠をラクダで旅していた国が、石油の噴出によって世界を支配したではないか。
若い者が、趣味だ、道楽に、生き甲斐を見出すなんていうのは、腹一杯メシが食えてからのことなのである。
いま先の見えない不況の中で、誰もが不安な日々を送っている。
コメ問題を筆頭に、関税なき「貿易自由化の促進」は、日本経済に重大な影響を及ぼすであろう。
だが戒めなければならないのは、日本が、その日の食べ物にこと欠く貧乏国にならないといえる保障が何も無いことだ。
そんな日本が、海外援助国のナンバーワンでいるばかりか、アメリカから更なる国際貢献を求められ、『平身低頭』で従っている。
何かがおかしくないだろうか。
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